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2018/09/03 18:04
<果物の糖分の話>
果物といえば「糖質が多くて太りそう!」と思われる方も多いと思います。
果物に含まれる糖質を「果糖」と言いますが、実は「果糖」はとても優秀な糖質。
ブドウ糖に比べて腸での吸収が遅く、血糖値はブドウ糖の20%程度しか上昇しないので、太りにくい糖質なのです。
<果物摂取のメリット>
日本の果物摂取量は先進国の中でも最低水準です。
しかし、私たちが不足しがちなビタミン・カリウム・食物繊維・酵素などが果物には豊富に含まれていて、毎日食べることが推奨されています。
これらの栄養素が十分に補給されると、
・代謝を促進して痩せやすくなる
・疲れにくくなる
・肌がキレイになる
・紫外線の影響を受けにくくなる
・免疫力が高まる
・余分な塩分を排泄する
・むくみを予防する
・腸内環境を整える
・メタボリックシンドロームや生活習慣病の予防につながる
など嬉しい効果がたくさん期待できます。
また、13種類あるビタミンのうち9種類は「毎日摂取する必要がある」水溶性ビタミンです。
ビタミンCをはじめとする水溶性ビタミンは毎日排泄されるため、毎日補給する必要があります。
「毎日果物を食べるのは難しい」という方にこそ、オススメなのがドライフルーツです。
果物の成分のほとんどは水分ですが、ドライフルーツは水分が抜けることで栄養が濃縮され、
少量でも栄養補給が可能です。さらに、ドライフルーツは「皮」まで食べられるのも嬉しいところ。
果実よりも栄養が詰まった「皮」まで食べることで、さらに効率的な栄養補給を叶えてくれます。
<酵素の話>
酵素は消化や代謝に欠かせない重要な栄養素です。
また、毒素の排出(デトックス)にも大きく関わります。
私たちの体では「消化酵素」と「代謝酵素」という2つの酵素が作られていますが、加齢やストレス、
偏った食生活などにより消費されてしまい、簡単に酵素が不足してしまいます。
そして、カラダが酵素不足になると
・肥満
・疲れやすい
・肌荒れ
・免疫力低下
・便秘
などの原因になります。
残念ながら、消化酵素と代謝酵素は常に一定量しか作られませんが、この酵素不足を補ってくれるのが食物に含まれている「食物酵素」です。
オールスローフードのドライフードは低温乾燥でつくられているため、熱に弱い食物酵素も失われていません。
食生活にドライフードを取り入れることで、酵素不足の毎日からも解消されます。
高木 美穂(たかき みほ)
資格
管理栄養士
食品衛生管理者
食品衛生監視員
フードスペシャリスト
略歴
1987年生まれ。
福井県出身で、大阪府在住。
大学卒業後、病院で患者様の栄養管理と栄養指導を5年以上経験。
20代で体調不良と酷い肌荒れに悩んだ時に、自身の食生活を見直し改善したことで「食のチカラ」を実感。
このことがきっかけで「患者様だけでなく多くの人に食生活の大切さを伝えたい」と思うようになり、
現在は大阪を拠点に「食生活を見直して人生をデザインするサービス」を提供中。
実績
・2018年 YOGA studio MAI(ヨガスタジオ マイ)
顧問管理栄養士就任
・2016年 情報サイトColumn Latte
コラム掲載
「朝食で痩せる体質をつくろう」
「ビタミンB群で代謝アップ」
「食べるダイエットは成功しやすい」
「隠れ貧血を改善する4つのポイント」
「ダイエット中の外食・飲み会で気を付けたいこと」
・2016年 一般社団法人 ロカロジ協会
アドバイザー就任
・2015年10月16日 NHK大阪局様より
健康講話会講師「食で人生を変えるマル秘術を教えます」
・2014年1月30日 NHK大阪局様より
健康講話会講師「自分に合った食スタイルの発見」